デッキは当然、バベル。
今日の為に創った新型の白青純2色の「Battle"wits"」

メインボード(260枚)
土地(106枚)
×24平地
×20島
×4 溢れかえる岸辺
×4 神聖なる泉
×4 秘教の門
×4 アダーカー荒原
×4 Tundra
×4 天界の列柱
×4 トレイリア西部
×4 フェアリーの集会場
×4 不毛の大地
×4 地盤の際
×4 ミシュラの工廠
×4 変わり谷
×2 Karakas
×2 氷河の城砦
×2 Maze of Ith
×1 古えの居住地
×1 空の遺跡、エメリア
×1 協議会の座席
×1 ボジューカの沼
×1 高級市場
×1 コーの安息所
×1 アカデミーの廃墟
×1 激浪の研究室
クリーチャー(33枚)
×4 石鍛冶の神秘家
×4 戦隊の鷹
×4 前兆の壁
×4 粗石の魔道士
×4 ヴェンディリオン三人衆
×4 呪文づまりのスプライト
×4 幻の漂い
×1 平和の番人
×1 アカデミーの学長
×1 引き裂かれし永劫、エムラクール
呪文(121枚)
インスタント(35枚)
×4 流刑への道
×4 剣を鍬に
×4 悟りの教示者
×4 けちな贈り物
×4 Force of Will
×4 誤った指図
×4 渦まく知識
×4 嘘か真か
×2 残響する真実
×1 否定の契約
ソーサリー(25枚)
×4 神の怒り
×4 審判の日
×4 牧歌的な教示者
×4 思案
×4 定業
×2 不朽の理想
×1 補充
×1 Transmute Artifact
×1 実物提示教育
エンチャント(17枚)
×4 機知の戦い
×4 Thought Lash
×3 牧歌的な教示者
×2 信仰の足枷
×1 謙虚
×1 浄化の印章
×1 神聖の力線
×1 決断の手綱
アーティファクト(34枚)
×4 師範の占い独楽
×4 仕組まれた爆薬
×4 五元のプリズム
×4 連合の秘宝
×4 発展のタリスマン
×4 アゾリウスの印鑑
×1 祓い士の薬包
×1 崩れゆく聖域
×1 光と影の剣
×1 火と氷の剣
×1 梅澤の十手
×1 罠の橋
×1 真髄の針
×1 脆い彫像
×1 大祖始の遺産
×1 トーモッドの墓所
プレインズウォーカー(10枚)
×4 精神を刻む者、ジェイス
×3 遍歴の騎士、エルズペス
×3 求道者テゼレット
サイドボード(15枚)
×3 真髄の針
×3 謙虚
×3 虚空の杯
×2 神聖の力線
×1 無のロッド
×1 エーテル宣誓会の法学者
×1 黄金の願い
×1 太陽と月の輪

と言う訳で、以前の白青タッチ黒から「根絶」と黒関係の土地カードを「ボジューカの沼」を残して全抜きし、空いたスロットに基本土地を大量に投入。土地が106枚(「Maze of Ith」を含めなければ104枚)、計260枚のバベルにして基本土地44枚を実現し、更に「Tundra」と「神聖なる泉」とあわせて平地・島の合計が52枚と、土地の半数に相当する為、「氷河の城砦」を2枚採用しました。
更に先を見据えてピッチ根絶により確実にアド損する「直観」を外し、兎に角死んでくれない上に農場で隠居生活してみたり流刑されたりの「アカデミーの学長」も1枚に押さえたり、重すぎる(が、打てれば当然強い)「不朽の理想」を2枚に減らしたりと、全体的にサーチカードの枚数を減らしつつ、開いたスロットにクリーチャーを倍増に近いレベルで増やしました。
そのクリーチャー陣は、今までの「ヴェンディリオン三人衆」、「粗石の魔道士」、「前兆の壁」、「永遠のドラゴン」に加えて、
スタンダードどころかヴィンテージ以外では日常的に見かけるようになった「石鍛冶の神秘家」と「戦隊の鷹」の名コンビ、
除去のない単色のビートダウンデッキを封殺する「平和の番人」、
ANTの「強迫」に引っかからず相手には良く刺さる「呪文づまりのスプライト」、
減ったサーチの穴を埋めつつある時は後述の2種の剣や前述の番人に、またある時はブロッカーとしても立ちふさがり、かなわぬと知れば「罠の橋」と変わる「幻の漂い」、
ライブラリーアウト防止用にして「実物提示教育」との実績も十分な「引き裂かれし永劫、エムラクール」を採用しました。
また、これらのクリーチャーを補うべくレガシーではお約束ともいえる3種の装備と言うか三種の神器「火と氷の剣」、「光と影の剣」、「梅澤の十手」を搭載しました。

本戦は100人越えの7回戦でした。

0回戦
サイドイベントレガシーのヘッドジャッジに確認させていただいたところ、現在バベルに使用しているスリーブ(初春飾利のキャラクタースリーブを内外で覆った3重スリーブ)はてかりがあるので、止めた方が良いとの言葉を頂く(当然)。
また、デッキが厚くなりその分シャッフルに時間がかかってしまう為、遅延行為につながる元になってしまう可能性があるので多重スリーブの使用も止めた方が良いとの有り難いアドバイスも頂きジャッジの的確な(最初のは知っとけよ、と言う話ではあるが・・・)アドバイスに感激する。
と言う訳で、Ultra Proの50枚入りのマットスリーブ(黒)を6セット購入し、入れ替え。
この際、一緒に遊びに行った友人やいつもアヴァロン杯に来てくれている大学生の子や地元の大会などでお世話になっていて本戦2日目に出場しフィーチャーマッチまでされている方にまで手伝っていただき、本当にただただ感謝でした。
私一人の力ではとても終わらせる事など出来ませんでした、改めて手伝っていただいた皆様には本当にありがとうございました!
話がそれますが、この時声を掛けていただいたワダさんはその後のPTQ名古屋を見事に優勝!
決勝戦を後ろで拝見させていただきましたが、最終3Rまでもつれ込みながらの初手はほぼ完璧なもので、見ていて鳥肌が立ちました。
完璧なプレイングにデッキが見事に答えたものすごい試合だったと思います、本当に感動しました。
決勝戦後、祝福の言葉とともに、PT名古屋には参加されますか?、と聞いたところ、参加します!、と力強い答えが帰ってきました。私のようなカジュアルプレーヤーにPT名古屋を楽しみにする理由が出来るだなんて、スリーブの件とあわせて本当にマジックを通して得た"縁"の凄さ、ありがたさを実感します。
閑話休題。
書き上げたデッキリストは結局3枚になってしまいました。
この時、A4のメモ紙に書いて持ってきていた手書きのリストを見ながら書いたのですが1枚挿しする予定だった「親身の教示者」を忘れていた事に気付きテンションが下がり 他の1枚挿しのソーサリーとかどう探せば良いのよ・・・orz となるw
後、持っていなかった「梅澤の十手」の中国語版が1600円とお安かったので購入し急遽同じく1枚挿ししていた「蔵の開放」と交換しました。

沢山の人の力を借りに借りて時間ギリギリで登録完了!

ジャッジにカードリストを提出する際にお約束通り、「デッキリストが3枚ありますので宜しくお願いします」
ジャッジと周囲から良い反応を頂戴し、軽く悦るw
バベル使いにしか得る事の出来ないこの感覚。そしてバベル使いにしか出来ない"魅せる"戦いがしたい、こう言う時その事を殊更強く思います。

かくして本戦に突入。

1回戦目 白青タッチ赤緑カウンタートップソプター ○○
R1
早々に相手の場に独楽相殺が揃ってしまいこれGGじゃね?と思うものの駄目もとでプレイした「求道者テゼレット」が通り、そこから「祓い士の薬包」を持ってきて、相殺を破壊しその後「精神を刻む者、ジェイス」をプレイすると相手の方がフェッチと独楽を使ってライブラリーを探すも打ち消せなかったようで投了。
R2
やっぱり独楽相殺を「悟りの教示者」でそうそうにそろえられるものの、今度はこちらの場に「戦隊の鷹」が通っていたので、そいつでやはりちまちま削っていく。
と、思っていたら「飛行機械の鋳造所」が出てきてCTTだと今更気付いて焦る。
経験が足りず、1ゲーム目はソプターコンボのパーツは見てなかったものの「悟りの教示者」から「Moat」を見せられていた上、平地と島がいっぱいあったのにCTGだとばっかり思っていた自分は愚か者です。
閑話休題。
その後「弱者の剣」もサーチされるものの、出していない2枚の鷹を警戒してか剣はトップに置かれたまま中々出てこず。
そうこうしている内にTime Up・・・と思いきや相手の方が勝てないとの事で投了してくださる。その潔さに思わず頭が下がりました。

2回戦目 青黒ANT ××
R1
メインはほとんど茶番w
あっという間に体力持ってかれて死にました。
R2
初手を見て一瞬の迷いもなく土地1枚でキープ。
理由は「神聖の力線」+「無のロッド」。
土地を引かないまま迎えたラストドローは「空の遺跡、エメリア」、GG。

3回戦目 黒コン ○○
R1
1ターン目「沼」→「思考囲い」で確認された後2ターン目「沼」→「苦花」で更に「梅澤の十手」が出てしまいこっちの特殊2色地形は2枚の「不毛の大地」に壊されて、この時点で(ちなみに黒単か黒タッチ緑辺りのポックスだと思ってました)、オワタ\(^0^)/と思うものの、トップデッキした「Thought Lash」を張ると相手の方が困った顔。
十手持ちのダメージを軽減してカウンターを載せないようにしつつ、これまた引き込んだテゼレット→「仕組まれた爆薬」X=0でトークンを破壊しつつエルズペス→ジェイスと繋げて、ダメージは軽減するので問題無しって事でGG
R2
R1に時間がかかりすぎて残りが15分ほどしかなかったが、相手の方がハンデスしか引かない状態で、「嘘か真か」からWillとWillの餌をゲットし、5マナある状態でSSSも抱えながら「牧歌的な教示者」から「機知の戦い」持ってきて勝ち。

4回戦目 緑単エルフ! ××
R1
「土地譲渡」で見せられた手札にはエルフがいっぱいなものの、土地はなし。
が、しっかり引かれて、エムラクールまで呼ばれてGG
R2
こっちの土地が3枚でストップ。
「神の怒り」抱えたまま再びエムラクール呼ばれてGG

5回戦目 Zoo@身内
ここに来て身内かーと思うw
R1
「平地」がいっぱいのハンドをキープしたら島を引かなくて涙目になる。
手札に「不朽の理想」があったものの、「遍歴の騎士、エルズペス」のトークンは死ぬし、無視されて本体ダメージの上、土地6枚で止まって死亡。
R2
相手土地がしばらく2枚で止まるものの、クリーチャーは普通に出てくる。
「フェアリーの集会場」に装備した「梅澤の十手」に乗ったカウンターで除去したり、ジェイス2枚引いたので、1枚犠牲にしつつ着地させたりしたものの、決定打が無くてうーん・・・と思っていたら残りライフ5の状態で「発展の代価」を6点分打たれて負け。
正直、PoPを完全に忘れていたプレイングをしていた。手札にあった「地盤の際」を出していればワンチャン有っただけに、これは情けなかった・・・orz

6回戦目 不戦勝
これが一番悲しかった。
席について、試合が始まっても対戦相手が来ない・・・ジャッジに説明し、10分待ってみるものの、結局来ず、ジャッジに報告し不戦勝。
前述の通りバベルは勝ち負けも当然重要ながらそれらの要素を超えて"魅せる"デッキだと思っているので、この勝ちはバベル使いとして本当に嬉しくなかった。

7回戦目 青黒ANT ×○×
R1
手札は芳しくなく、「ミシュラの工廠」×2で殴ってアド死してもらう方向でいくものの、相手の方ライフ10点からスタートしてアド死なくこちら死亡。
R2
今日の試合の中でも特に印象に残った試合。
手札が「真髄の針」、「火と氷の剣」、「Foce of Will」とミシュラランドでない土地4枚・・・本来ならマリガンを考えるべきだが、自分の直感に賭けてみる事に。
1ターン目セット土地から「真髄の針」、宣言「汚染された三角州」。
引き込んだ「石鍛冶の神秘家」に剣を着けて殴る、殴る。
相手の場にあるのは3枚の「汚染された三角州」。
「ライオンの瞳のダイアモンド」をWillで打ち消すと、相手の方投了。
R3
初手は普通ならばまずまずどころかかなり良いものだったのですがコレではANTには勝てない(時間稼ぎの力線もロッドも杯も無かった)、と思いマリガンした手札は完全に終わっており、ダブルマリガンも土地1枚でトリプルマリガンしてキープした手札は土地4枚・・・
正直終わったと思っていたら、相手の方が土地1枚でドロースペルを打っても引かずドローゴー状態に。
こちらは、「フェアリーの集会場」で殴ってせめてライフだけでもと削りにいくものの相手の方が動き出し、どう考えてもコレがラストターン、と言うところでドローが「Force of Will」、戦場の土地は4枚、手札には青いカードは無し。有ったのは「Maze of Ith」。ライブラリートップは「機知の戦い」。このゲームがトリプルではなくダブルマリガンだったら、手札に有った土地が「Maze of Ith」でなかったら・・・と思うと無念でした。

でも、これがマジックだよなぁ、と思います。本当にマジックは面白い。


そういえば、

http://p.twipple.jp/data/s/P/h/3/T.jpg

↑の写真の左下の方に写っている白っぽいケース(カードが400枚位入るやつ)の奥で遠近法無視して自己主張している黒い塊が恐らく私のデッキだと思います・・・ケースも、その奥のメモ帳も凄く私のっぽいので、多分間違いないかなぁ、とw
ちなみに、写真から察するに恐らく2回戦のANTのR2で相手の方に分からさせられてる所かとw

コメント

岸田
2011年4月25日21:15

殴れるバベル… 完成していたなんて…

KK
2011年4月27日0:19

>岸田君

調整不足が酷いですよ…orz

でもやってみる価値はありそうです!

ミルミル
2011年4月28日0:20

ミルミルです。
こちらもリンクさせていただきました。

花+十手で次ターン勝利まで来てたんで、議論の余地なく地盤を不毛でしたね。情けない。

局後に失礼な発言があったかと思いますが、お許しください。

KK
2011年5月1日21:42

>ミルミルさん
お返事遅くなりました。
あの時点では9割9分くらい負けを覚悟していましたw

失礼な発言は無かったですよw特に気になりませんでした、また大会でお会いする事がありましたらその時は(シャッフルとかめんどくさいでしょうが・・・w)宜しくお願いします!

ふぁーれんはいと
2011年6月2日10:38

いつも大変参考になります。
今回のレシピはいままでのKKさんのレシピの中でも、自分好みでかなり好きです。
また、これを見ていると、以前、自分のDNに書いたバベルについての考察も1年たたずして古くなったように感じます。
今の環境におけるバベルをこちらも研究してみます。

KK
2011年6月6日1:51

>ふぁーれんはいとさん

こんなデッキにお褒めの言葉をいただきまして、ありがとうございます、デッキ製作者として冥利に尽きます。

私としては、今の自分のバベルにはもう少しクリーチャーがほしいなぁ、と思っています。
ただ、その辺りの調整が難しすぎて泣きそうです・・・orz
KK

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